【薬剤師が解説】風邪かな?と思ったら、薬剤師が教える風邪からの脱却方法

2024.03.31



   3. 風邪の対処方法と受診目安


風邪をひいたときは、まずはからだを休め、十分な睡眠をとることが大事です。また、汗をかきすぎない程度にからだを温めること、脱水症状を防ぐために適度な水分補給も風邪対策の基本です。

そのほかには、抗ウイルス作用が期待できるハーブの「エキナセア」もおすすめ。エキナセアはアメリカのハーブ市場でも人気で、風邪やインフルエンザなどの感染症が気になる人に適しています。

風邪のひき始めでのどの症状が気になるなら、抗菌作用が高くさまざまな薬効があるといわれているハチミツの「マヌカハニー」もいいでしょう。免疫力強化に役立つビタミンCなどの栄養素も含まれており、感染症対策におすすめです。

大抵の風邪は1週間程度で自然に治まりますが、長引く場合や、症状が激しい場合は病院へ行き、内科や耳鼻咽喉科などを受診しましょう。




   4. 風邪はひきはじめが肝心です
風邪は、鼻やのどの粘膜にウイルスなどが感染して起こります。からだは病原体を排除するために防御機能をはたらかせ、発熱などの免疫反応が生じます。

風邪をひかないためには、十分な睡眠や、冷え対策、ストレスをためないなど、生活習慣の見直しが重要です。

もし風邪をひいてしまったら、からだをきちんと休めて回復に努めましょう。抗菌・抗ウイルス作用が高いといわれるエキナセアやマヌカハニーもおすすめです。

季節の変わり目は風邪をひきやすくなる季節。体調の変化に気を配り、しっかりと乗り切りましょう。

【参考サイト】
(※1)「免疫力を下げる生活習慣 ストレス 免疫Navi」大塚製薬
https://www.otsuka.co.jp/men-eki/lower-immunity/stress.html




<この記事を書いた人>



あんしん漢方薬剤師
中田 早苗(なかだ さなえ)

デトックス体質改善・腸活・膣ケアサポート薬剤師・認定運動支援薬剤師。病院薬剤師を経て漢方薬局にて従事。症状を根本改善するための漢方の啓発やアドバイスを行う。
健康・美容情報を発信するMedical Health -メディヘルス-youtubeチャンネルでは、お薬最適化薬剤師として「無駄な服薬はお財布と体の敵!」をモットーに薬の最適な選び方を解説する動画を公開中。
症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でも薬剤師としてサポートを行う。

・あんしん漢方(オンラインAI漢方):https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/?tag=22z33zc0lafa0133

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