唇のカサカサは「かくれ脱水」のせいかも?【冬の正しい水分補給方法】

2023.02.11






   4.脱水対策やうるおい補給には漢方もおすすめ

「セルフケアだけで冬のかくれ脱水を予防できるか不安」
「根本からうるおいを保てる体質になりたい」
そんな方には漢方薬がおすすめです。

冬のかくれ脱水は、空気の乾燥だけではなく、生活リズムの乱れや食生活による胃腸機能の低下、体内の水分のバランスの偏りなども原因として考えられます。

冬のかくれ脱水の対策には、「胃腸の機能を回復し、水分の吸収をよくする」「水分代謝を改善し、余分な脱水を防ぐ」「水分の循環をよくして、体中に必要な水分を届ける」といった働きをもつ漢方薬を選びます。

漢方薬は、かくれ脱水によるさまざま不調を根本から改善するので、「同じ症状を繰り返したくない」という思いに応えてくれます。さらに、水分の巡りがよくなることで、自律神経も整い、ストレスに負けない体を手に入れることもできます。

バランスの取れた食事や運動などを毎日続けるのは苦手という場合でも、体質に合った漢方薬を毎日飲むだけなら、手間なく続けられますね。


〈冬のかくれ脱水に悩む方におすすめの漢方薬〉
・当帰飲子(とうきいんし)
肌が乾燥しやすく、冷えを感じる方に。気(エネルギー)と血(栄養)を補い、肌にうるおいを与えます。

・潤腸湯(じゅんちょうとう)
便が硬く、便秘気味の方に。乾燥により便が硬くなり過ぎないよう腸をうるおし、排便を促します。

・補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
疲れやすく胃腸が弱い方に。気(エネルギー)を補い、胃腸機能を整えます。


漢方薬は、自分に合っているかを見極めることがとても大切です。自分の状態に合っていない場合、効果がみられないだけでなく、副作用が起こる可能性もあります。購入の際には、漢方に精通した医師、薬剤師にご相談することをおすすめします。

お手頃価格で不調を改善したい、という方にはスマホで気軽に専門家に相談できる「あんしん漢方」のような新しいサービスもおすすめです。AI(人工知能)を活用し、漢方のプロが効く漢方を見極めて自宅に郵送してくれる「オンライン個別相談」が話題です。

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   5.冬のかくれ脱水を予防して、不調の出にくい生活を目指そう
かくれ脱水は、脳や筋肉、消化器で起こりやすく、さまざまな不調につながります。原因として、空気の乾燥や間違った水分補給、生活習慣の乱れなどが考えられます。

不調の出にくいからだづくりを早めに実践することで、かくれ脱水を予防することができるでしょう。
今回ご紹介したセルフケアを取り入れて、からだの内側から対策していきましょう。




<この記事を書いた人>

薬剤師 杉岡 弥幸

あんしん漢方(オンラインAI漢方)薬剤師
北里大学で生薬学を学び、卒業後は大手漢方専門店にて漢方薬剤師として勤務。現在は自身のダイエット経験や健康に関する知識を活かして、漢方や養生による体質改善方法をWeb等で発信。
漢方のプロがAIを活用して自分に適した漢方薬を選び、お手頃価格で自宅に郵送してくれる「あんしん漢方」でも情報を発信している。
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