【簡単にできる腰痛の3つの改善方法】
多くの人が悩みを抱えている腰痛は、日本人の8割が経験しているといわれています。
そこで、今すぐにできる腰痛の改善方法を紹介します。
1.【スクワット】腰痛は、太ももやお尻の筋肉のコリが原因である可能性が高いです。しっかりストレッチをして、筋肉を伸ばしましょう。太ももとお尻のどちらも鍛えられるスクワットは、腰痛改善や予防効果も期待できます。
〈スクワットのやり方〉1.肩幅よりやや広く脚を開き、足先を少し外側に向けて、ひざを軽く曲げて基本姿勢をとる
2.この位置から、ゆっくりひざの曲げ伸ばしをする
3.10回を1セット。1日おきに3セットチャレンジする
スクワットをするときには、腹筋に力を入れておくと、腰を守りながらトレーニングすることができます。
2.【体幹トレーニングをする】体幹は、トレーニングで鍛えることができます。体幹を鍛えるのにおすすめなのが「プランク」というトレーニングです。
〈プランクのやり方〉1.うつ伏せで寝て、ひじを床につける
2.つま先と両ひじで身体を支えて、腰を浮かせたまま30秒〜1分ほどキープ
プランクをするときは、頭からかかとまでが一直線になるような姿勢を保ちましょう。
3.【自分なりのリラックス方法でストレスを解消する】ストレス改善のためには、自分なりのリラックス方法を実践することがいちばんです。
・睡眠をしっかりとる・アロマを焚く・ゆっくりできる時間をもつ・おいしいものを食べる・軽めで良いので適度な運動をする……etc
ストレスを解消してリラックスする時間が増えると、血流の流れもスムーズになり、腰痛改善効果が期待できます。
【長年悩む腰痛には漢方もおすすめ】「色々試したけど腰痛が治らない」
「繰り返す腰痛に悩まされずに動きたい」
そんな方には、腰痛改善の効果が認められた漢方薬がおすすめです。
自然由来の漢方薬は医薬品として効果と安全性が認められており、医療現場でも使われています。
症状と体質に合った漢方薬を飲むことで、心と身体を整え、ずっと抱えていた腰痛の悩みもナチュラルに改善を目指せます。
腰痛改善のために運動やストレッチをすることは大切なのですが、仕事が忙しくてなかなか運動ができない……、という方は多いです。漢方薬なら症状や体質に合うものを飲むだけなので、手軽に毎日続けられますよ。
さっそく始めてみたいと感じた方のために、以下に腰痛を改善するおすすめの漢方薬をご紹介します。
<腰痛に悩む方におすすめの漢方薬>・牛車腎気丸 (ごしゃじんきがん) :体力が中等度以下で疲れやすい方
腰から下が冷えやすい方の痛みやむくみ、下半身のだるさに悩む方に用いられる漢方薬です。
・桃核承気湯(とうかくじょうきとう):体力が中等度以上で、のぼせて便秘しがちな方
身体の気の流れ・血の流れをよくして、生理痛や腰痛、便秘などを改善します。
ただ、身体に優しい漢方薬とはいえ、自分の体質に合っていなければ、良い効果が見込めないだけでなく、身体にダメージを与える場合もあります。自分に合う漢方薬を見つけるためにも、購入時には、できる限り漢方に詳しい医師・薬剤師等に相談してください。
お手頃価格で不調を改善したい、という方にはスマホで気軽に薬剤師に相談できる「あんしん漢方」のような新しいサービスもおすすめです。AIと漢方のプロが、効く漢方を見極めて、お手頃価格で自宅に郵送してくれる「オンライン個別相談」が今、話題です。
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https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/?tag=22z33zc0lafa0011【腰痛を改善して生き生きとした毎日を】腰痛の原因は、腰まわりの筋肉が硬くなることや、体幹の弱さ、ストレスなどが考えられます。
普段意識していない身体の筋肉は、凝り固まっていることも多いです。日常生活に無理なく筋トレを取り入れて、腰痛体質を改善していきましょう。
また、腰痛改善のためには、ストレスを溜め込まないことも大切です。
腰痛から解放されて、生き生きとした毎日を送れるように、ぜひ今回紹介した改善方法を取り入れてみてください!
【執筆者プロフィール】
医師/木村 眞樹子医学部を卒業後、循環器内科、内科、睡眠科として臨床に従事。
妊娠、出産を経て、産業医としても活動するなかで、病気にならない身体をつくること、予防医学、未病に関心がうまれ、東洋医学の勉強を始める。
臨床の場でも東洋医学を取り入れることで、治療の幅が広がることを感じ、西洋薬のメリットを活かしつつ漢方の処方も行う。
また、医療機関で患者の病気と向き合うだけでなく、医療に関わる人たちに情報を伝えることの重要性を感じ、webメディアで発信も行っている。