体重三桁越えモデルがパーソナルトレーニングジムを大調査!【ミケぽちゃの壁】編集長・安藤うぃも参戦！

2024.06.12

ミケぽちゃの壁

最重量モデル139kgチャグが大調査
ミケぽちゃの壁 【パーソナルトレーニングジム編】
〈ミケぽちゃ〉とは、体重３ケタを数えるぽっちゃりさんのこと。こちらは「ラ・ファーファ」を代表するミケぽちゃモデルのチャグが、体重や体型の壁を超えてさまざまなことにチャレンジするご長寿連載企画！

チャグ
身長164cm 体重139kg
B143cm W132cm H145cm

「ミケぽちゃの壁」リニューアル！今回は編集長のうぃも参戦！

「ジムは人目が気になる……」
「マシンが壊れそうで（怖）激しい運動はムリ（汗）」

肩、腰、ヒザなどが痛い。靴のソールが一部分だけ減っていく。
これって姿勢や歩き方のクセが影響してる!?
運動不足!? でもフィットネスジム通いには二の足を踏んでいる、または続かないというミケぽちゃさんが多数。
そんな声を受け、本誌編集長の安藤うぃが5年間通っているパーソナルトレーニングを、チャグが初体験。

Step1
丁寧なカウンセリングでミケぽちゃ特有の課題も発覚

まずは体の違和感や悩みなどをじっくりと聞き取り。ベテラントレーナーなら、立ち姿を見れば体の歪み、動きのクセが分かる。ぽっちゃりさんは特に、背筋を伸ばそうとして胸を張り、腰に負担が掛かりがち。股関節やヒザが内旋してO脚やX脚になるケースも多い。

Step2
ガチガチ肩こりの理由首を本来のポジションへ

つらい肩こりの原因は、ストレートネック。首が前に傾いて重い頭をしっかり支えられず、周りの筋肉に余計な負荷がかかり続けているらしい。首や肩、腕の筋肉を緩めつつ、正しいポジションを手取り足取り指導してくれる。あるべき位置、角度を掴むと肩がラクに！

Step3
内股の原因を突き止め体の使い方を知ろう

次は下半身へ。ぽっちゃりさんに多いのが、内股やX脚。前に傾いた上半身と腰を支えるために股関節が内側に巻き込まれてしまっている。ふくらはぎの内側やモモ裏の筋肉も意識しつつ、ゆっくりスクワットで股関節にアプローチ。硬くなった筋肉を緩めるため、途中にマッサージも。

Step4
腰痛の原因にもなる傾いた骨盤をレスキュー

全身の要である、腰のメンテナンスへ突入！本来、垂直にあるべき骨盤が前後に傾いていないか？チャグは後ろに傾いており、下腹が突き出て猫背になっていた。クセをチェックしつつ、適正な角度へ補正。骨格標本も使った解説で、イメージを掴みやすい。

Step5
お腹を気にせずできる体幹トレーニングも

チャグが「お腹が邪魔して難しい」「トレーニング機器の上は不安定」と敬遠する腹筋も、やり方次第。背中を床につけたまま、骨盤をぐ〜っとおヘソの方へ傾ける。何回か繰り返すとお腹が芯から暖かくなってきて、ヒップも引き締められるので一石二鳥。じんわり汗ばむくらいの効果を実感できる！

Finish
マンツーマンで気兼ねなく姿勢改善によりスッキリ！

体重を落とさなくても、巻き肩や反り腰、内股などを改善するだけで、全身のフォルムと印象がスッキリする。他人の目を気にせず、納得いくまで取り組めて大満足！

スタジオ菴

住：東京都世田谷区松原2-40-17
TEL：03-3324-7209
営：11:00～21:00（日・祝～17:00）
休：月曜、お盆、年末年始
HP：https://www.studio-aun.com/
Instagram：＠studioaun
整体とトレーニングを組み合わせ、体の悩みを整えるパーソナルトレーニングジム。自分の“動きグセ”を理解しバランスよく鍛えられる。

●la farfa2024年5月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
Photographs／Tatsuhiro Haraji　Edit&Text／Yuriko Hayashi

『ラファーファ』2024年5月号掲載
※画像をクリックすると、ズームしてご覧いただけます。