【ラファモ・ももとして 歩んできた道、これからの道】5000文字ロングインタビュー後編「長いようであっという間の7年半でした」

約7年半に渡りラ・ファーファを引っ張ってくれていたももは、ラファモの絶対的エースでぽっちゃり女子の憧れ的存在!!
結婚、出産、ラファモ復帰、そして今号では新しい夢を叶えるために卒業を選んだもものラストインタビューの後編をここにお届けします。

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相方のような“えんどぅー”はかけがえのない存在
 ラファモってそれぞれに個性やカラーがあって、1人1人のパワーがすごい。生まれた所も年齢も性格もみんな違うけどこの場所が心地いいんです。みんな似合う服のテイストが違うから、きっと読者の人は見ていて楽しいと思うし、おしゃれのいい参考になるよね。性格はバラバラだけど、体型を通して全員仲良くなれたし、旅行やキャンプをするメンバーも!!
 その中でも一番思い出が深いのはやっぱりえんどぅーかな。えんどぅーは私がラファモデビューした次の号でラファモになったんだけど初めて会った時から私のことを知ってくれていて、SNSを通してDMもくれたんだよね。だからすぐに意気投合して、撮影で会う度に仲の良さが深まりました。そしたらファンの子たちに「2人合わせて“ももどぅー”はどう?」みたいな声をたくさんもらって、私たちも密かに「うちら2人で“ももどぅー”だね」なんて話してたから同じネーミングを考えてたことに感激。それから誌面でも“ももどぅー企画”が誕生したんだけど、私たち的には「私たちってそんなに知られてるの?」って感じでした。ただ、さすがに2人で表紙をやらせてもらえた時はうれしすぎて、撮影の前日からLINEをしてお互いに興奮してたな。プライベートでは2人で韓国に行って、おいしいものを食べ歩きをしたり、2人で一緒に住んでいたこともあったなぁ(笑)。だから私からするとえんどぅーって昔からずっと一緒にいる“相方”って言葉がぴったりな存在。年齢はえんどぅーが1歳年下だけど、お姉ちゃんみたいな時もあるし、頼もしい♪ えんどぅーは本当に優しいし、フレンドリー。私は、人見知りしちゃって初めましてがドキドキしちゃうんだけど、えんどぅーは「やっほー!」って誰とでも仲良くなれるフレンドリーな子。そんなえんどぅーがそばにいてくれたから、私の人見知りは薄まったんです。本当に、大人になってからこんなに仲良くなれる人に出会えると思わなかった!

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愛してくれてありがとう! みんな、元気でね
 ラ・ファーファにはたくさんの思い出があるけど、自分の連載企画(#ももコーデ)を持てたことは私を成長させてくれたスペシャルな思い出のひとつ。ただ、回を重ねるごとにテーマを考えることや自分でコーデを組む大変さがどんどん大きくなって、頭をフル回転させることも多かった(笑)。でも最初はセルフメイク&写メで構成していたものが、メイクさんもカメラマンさんもつくようになって、企画自体がパワーアップしていったのはうれしかったな。毎回、おしゃれをすることがとにかく楽しかった! ラファモになるまでおしゃれに興味がなかった私のコーデ力も少しは上がったのかな?(笑) 私の連載を楽しみにしているという声が届いた時は、本当にうれしかったし、見ている人に身近に感じてもらえることが本当に幸せだなーと思えたし。私にとってSNSは、遠くに離れている人とも会ったり、繋がったりしていられる感覚になれる特別なツール。だから誌面のアンケートはもちろんだけど、SNSでの「ももちゃんに勇気や元気をもらっています」みたいな声はいつも私を支えているし、私の方が逆にみんなに勇気や元気をもらっているんだよって気持ちになる。ファンの方たちがいてくれたからこそ、ラファモのももはここまでがんばれました。これはまぎれもない事実。
 そして、ついにラ・ファーファを卒業……。出産後、復帰してまだ間もないのにって思ってくれる人もいるかもだけど、この卒業は次の夢を叶えるためのステップアップなの。卒業のことは漠然とだけど1年前から考えていたことで、タイミングに関しては編集長に相談して、卒業が決まった段階でえんどぅーに話したら「私も卒業を考えてる」って(笑)。ぽっちゃりモデルとしてやり残したことはないかなぁ。心からやり切ったと言えるし、全力で走り抜けたっていうのが正直なところ。やめるタイミングが1年前でも1年後でもなくて、今でよかったんだと思う。卒業したらまずは2年前に挙げるはずだった本当の結婚式を挙げる予定。叶えたい夢はたくさんあって、絵本作家にも挑戦したいし、今やっているショップの“mi and mou”でお洋服も出したいし、ホノルルマラソンにも出たい(笑)。だからこれは未来に向けての明るくて幸せな卒業。ラファモのももを見るのはこれが最後になると思うけど、みんなと出会えて幸せでした。私を見つけてくれて本当にありがとう。よく「どうやったらポジティブになれますか?」って聞かれるんだけど、私だって完全にポジティブになれている訳じゃないし、ポジティブになることが絶対にいいって訳じゃない。みんなに伝えたいことは“大事なことは自分のペースで進むこと”。この先、私はももとしての活動を辞めてしまうけど、私はずっとみんなの味方だし、みんなを応援しています。だから元気でね、私も頑張るから。そして、ラ・ファーファのことは変わらず応援してください!
 最後に、ラファモのみんなへ。本当に本当にありがとう。みんなのことは絶対に忘れない。これからは、ラ・ファーファ応援隊として見守らせてください。ラ・ファーファは私にとって笑顔と幸せに満ちた青春。そんな青春を一緒に走ってくれたみんなに出会えて、私は本当に幸せ者です。みんなありがとう! これからのラファーファもずっと応援してます。
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カーディガン L~4L 3,740円/クレット パフスリーブニット 大きいサイズL 4,499円/SLURR ネックレス 1,430円/OSEWAYA(お世話や)
撮影/伊藤大作(The VOICE management) 原稿/安藤陽子

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2024年 3月 19日