【医師が伝授】あなたのニオイは大丈夫? 夏の気になる汗&ニオイ対策法

2021.08.01

本格的な夏が訪れると、汗をかく機会が増えます。そんなときに気になるのが、“汗のニオイ”。
普段から体臭を気にする方であれば、汗をかきやすい季節は特にニオイが気になりますよね。

そこでこの記事では、夏の気になるニオイの原因を解説するとともに、普段の生活のなかで簡単に実施できる、汗やニオイの対策法をご紹介します。


【そもそも、なぜ夏はニオイが気になるの?】

汗の主な働きは、身体の熱を下げること。夏は気温が高く、身体のなかにも熱がたまるため、体温が上がりすぎないよう皮膚にある汗腺から汗が出ます。

汗を出す汗腺は、2種類あります。
ひとつは「エクリン腺」。主に体温調節のために働く汗腺で、サラサラとしていてニオイがないのが特徴です。

もうひとつは、「アポクリン腺」。主にワキの下に分布するアポクリン腺から出る汗は、ニオイのもととなる脂質やタンパク質を多く含んでいることが特徴で、白く濁った粘りのある汗が特徴です。

どちらの汗腺から出る汗も、汗そのものにニオイはありません。しかし、皮膚に残った汗が汚れや皮脂と混じり合い、それをエサにする細菌が増えることにより、ニオイが発生するといわれています。
特に、アポクリン腺から出る粘り気のある汗のほうが、細菌が増えやすくニオイが発生しやすくなります。

また、汗は体温調節のためだけでなく、ストレスやプレッシャーを感じたときや辛いものを食べたときにも分泌されます。特にストレスなどによる緊張性発汗では、アポクリン腺からの発汗が多くなるため、ニオイが生じやすくなります。


【夏にニオイが気になる3大ポイント「ワキ・足・頭皮」】

夏の暑い時期に汗をかくと、さまざまな部位のニオイが気になりますよね。
ここでは、ニオイが気になる箇所として、ワキ・足・頭皮のニオイの原因を解説します。
それぞれのニオイの原因を理解することで、対策をしやすくなりますよ!

【アポクリン腺が多い「ワキ」】
ワキは汗腺が多く、特に汗をかきやすい部位です。アポクリン腺も多くあり、細菌が増えやすい皮脂やタンパク質を含む汗が出やすくなります。
前述したように、汗自体にはニオイはありませんが、汗に含まれる脂質やタンパク質が細菌のエサとなることで、ニオイが発生してしまいます。

【ムレやすい「足」】
普段、靴や靴下を履いている足は、ムレやすく細菌が増えやすい環境にあります。そのため、足に汗をかくと、ムレにより細菌が急激に繁殖してしまい、強いニオイが出やすくなってしまいます。

【皮脂の分泌が多い「頭皮」】
頭皮は、汗のほかに皮脂も出やすい部位です。頭皮の皮脂腺の数は、全身のなかでいちばん多いとされます。さらに、髪の毛が密集している頭皮はムレやすい部位でもあります。
頭皮は、汗のニオイとともに皮脂のニオイも生じやすいため、とくにニオイが生じやすくなるのです。



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