【創刊7周年企画 Nao 安藤うぃ おさむ 大橋ミチ子リモート座談会】Looking back 7years of lafarfa vol.3

2021.05.06

日本初のプラスサイズ専門ファッション誌として誕生したラファーファが、今号で創刊7周年を迎えます。
そこで今回はNao 安藤うぃ おさむ 大橋ミチ子によるリモート座談会をお届けします。


創刊当初から本誌を見つめてきたラファモ4人がリモートで本音を語ってくれました


大きくておしゃれな服を買える場所が
この7年で劇的に増えた!

ミチ子:最近は、大きいサイズのブランドがただ増えただけでなく、デザイン的にもおしゃれな服が増えたよね。かわいい服からかっこいい服まで、幅広いテイストを楽しめるようになってうれしい!
おさむ:レギュラーサイズのブランドでも大きめの服を作っているところが増えた!
Nao:GUのような知名度も店舗数もあるプチプラブランドが大きいサイズを展開してくれるようになって、本当に便利になったなあと思う。その影響か、元々大きいサイズを置いていたブランドやお店でも、昔は体型を隠すような地味なデザインが多かったのに、急にシンプルでオシャレな服を扱ってくれるようになったし。
ミチ子:確かに、私がラファモになった頃は大きいサイズの服が増えはじめた時期だったけど、どうしたらかわいく見せられるか必死だったなあ。
おさむ:多分だけど、日本ではずっと、大きいサイズのおしゃれな服に需要がないと思われていたんじゃないかなあ。
ミチ子:今や時代遅れの感覚だけど「スリムじゃないとおしゃれしちゃいけない、服が可哀想」みたいな風潮があったよね。
うぃ:そうなんだよね。以前は、大きいサイズのオンラインショップですらレギュラーサイズのモデルさんを起用しているところがほとんどだった……。
おさむ:でも、ある時を境にブランド側の意識が変わったような気がするんだよね。
ミチ子:私は、S〜6Lまでを一緒に展開するPUNYUSができて、一気にプラスサイズのイメージが明るくなったと思う!
Nao:渡辺直美さんがPUNYUSをプロデュースしたり世界で活躍したりするようになって明らかに変わったよね。ちょうど同時期に、日本でもダイバーシティやボディポジティブのムーヴメントが広まって、ぽっちゃりさんのおしゃれに関する理解者や味方が増えたんじゃないかな。

SNSにも広告にもぽっちゃりさんが
存在するのが当たり前に

うぃ:ボディポジティブがフィーチャーされたことで、さまざまな体型の人たちのあいだで「ありのままの姿が素晴らしい」という意識が広まったのはすごくうれしいよね!
Nao:今では、プラスサイズの女性がSNSで自分のコーデを載せて発信することも当たり前になったしね!
おさむ:ももちゃんがNHKの健康番組で『いい肥満』の代表例として取り上げられたり、Naoちゃんがいろんなメディアで啓発活動をしていることも大きいと思うよ。前はラファモがテレビに呼ばれる時って、『ぽっちゃり=悪』、『ぽっちゃり=お笑い担当』みたいな扱いだったのに変わったもん!
うぃ:最近はプラスサイズ以外の広告にラファモがキャスティングされることも多くなってきた!
おさむ:渡辺直美さんもそうだけど、ラ・ファーファ初期によく登場してくれていたおかずクラブさんや最近下着をプロデュースしているバービーさんにも、この7年で変わったと感じることを聞いてみたいね。お笑い芸人というお仕事で容姿をいじられることもあっただろうから、感じることも多そう!

雑誌よりSNSの時代、
ラ・ファーファは雑誌として何ができる?

Nao:実は、インスタグラムでフォロワーの人にラファーファに関してアンケートを取ってみたんだよね。そしたら、最近は雑誌よりSNSで見るもののほうがオシャレで欲しくなるって意見が結構あったんだけど、みんなはどう思う?
うぃ:ラファーファって、テイストや年齢層が決まっている雑誌じゃないし、それぞれ求めているものも体型も違うから難しいよね……。
おさむ:そうだね。
うぃ:ただ、せっかくプロのスタッフや機材が揃っているのに、SNSやECサイトと変わらないような企画や見せ方になってしまうのはもったいないとは思う!
Nao:インフルエンサーはフォロワーとの距離感が近いしリアルタイムで情報を発信できるからファンがつきやすいと思うんだけど、それならラファーファは雑誌として何ができる
のか? って考えちゃう……。
ミチ子:とにかく、今は雑誌が売れない時代かもしれないけど、ラファーファは、ぽっちゃりしていてもおしゃれができるということを証明するコンテンツで、その存在意義は大きいから、何が何でも存在し続けてほしい!
Nao:そう! だからこそ、やり方を考えなくちゃいけないと思うんだ。個人的には、『周りから◯◯と思われないスタイル』みたいに他者の視線在りきで何かを提案するのではなく、女性としての自立心みたいなのを感じさせるような雑誌になったらいいなあ。ここ数年、日本のハイファッション誌とかが積極的に打ち出しているダイバーシティやボディポジティブに関する記事を読むたび、本当は私たちがそういうことを発信しなきゃいけないんじゃないのかなって思う……。

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