Nao・吉野なおの愛するLL vol.6「心地よく暮らす」

自分を愛するためにはどうすればいいの? というメインテーマの元に、私Nao(吉野なお)が人生を楽しむ方法について考える連載。第6回目は日々の暮らしを楽しむための根本的なお話です。

 前より広い部屋に引っ越したので、新しい家具を買ったりインテリアの配置を工夫したりしてエンジョイ中。新調したお気に入りのソファに寝転ぶ度、幸せな気分になるのよね~。引越しの予定がなくても、カーテンやラグなど、面積の広いものを一新するだけで運気が変わるので、すぐ引っ越せない人はプチリフレッシュに模様替えをしてみては? 同時に片付けもできるからいいですよね!

住む場所がストレスだとずっと気分が晴れない!
 引っ越しで私が重視するポイントは部屋の日当たりや広さ等はもちろん、周りの環境。ゴミ収集場所や駐輪場、共有部分の管理具合、駅までの道の雰囲気も大切。昔、近隣の騒音トラブルや雨漏りした部屋に住んだ経験があり、過去のそういったトラブルは大家さんに相談してもすぐには解決できないことが多かったのです。常々「今日は大丈夫かな?」「帰りたくないな……」と憂鬱でしたが、これはマズい! と思い、引っ越しました。そんなわけで、住まいに関する快適さは私にとって超重要! 何のトラブルもなく“普通に生活ができる”ことってかけがえのないことです。

安心できる暮らしから楽しさを求め共同生活へ
 それから、シェアハウスで暮らしていたこともあります。きっかけは引越しを考えていた時に、ヘアメイクさんとの雑談の中で「シェアハウスはどうやら楽しいらしい」と耳にしたから。他人と住むことへの不安はあったけど、家賃や初期費用の節約にもなるし、何より仕事と家の往復だけの生活に変化が欲しかった。いろいろな問題が時々起きたりもしたけど、結果的に思い切って経験してよかったことの方が多かったです。生まれも育ちも年齢も違う、今まで共通点がなかった他人との暮らしは、私にはすごく刺激的で毎日が楽しかった。外に出掛けなくても誰かと会えるのもいいし、部屋に戻ればひとりの空間も過ごせる。ハウスメイトと夜中までおしゃべりしたり、料理してホームパーティーをしたり。クリスマスにはチキンの丸焼きやケーキを、天気のいい日は中庭でピクニック。友達のようで家族のようでもある、ちょっと変わったコミュニティーで暮らす経験を経て、他人と自分との距離の取り方も学んだ気がします。

自分を愛するためにも環境を心地よくに
 住む場所に限らず、仕事や人間関係も同じように、何かストレスを抱えているのはよくないこと。心身を壊す程の、我慢をしなきゃいけない人や事柄、環境とは我慢せずに距離を取り、少しずついい方向に変えていく。すぐに何とかするのは大変だけど、思い切って行動すれば、それ以前と以後では必ず変わるはず。自分にしっくりくる環境に身を置くことも、まわりまわって自分を愛することにも繋がると思います。

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