【アート】未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命―人は明日どう生きるのか

2019.12.28

現在、六本木・森美術館にて開催中の『未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命―人は明日どう生きるのか』。

最先端のテクノロジーにより大きく変化し得る私たちの近未来…AIやロボット技術により、私たち人間は労働から解放され、自由を謳歌するバラ色の未来を想像することもできます。しかし、その一方では人間がそれらのテクノロジーに支配され、隷属する未来像を提示して警鐘を鳴らす言説も存在します。

テクノロジーの発達は、いま、私たちの生活のさまざまな側面に大きな影響を与えようとしています。近い将来、人間は多くの判断を AI(人工知能)に任せるようになり、AIが人類の知能を超え、私たちの社会や生活に急激な変化をもたらす「シンギュラリティ」が到来すると言われています。

また、ブロックチェーン技術は、社会システムに新たな信用と価値を作り出し、多様なバイオ技術は、食や医学、そして環境に多大な影響を与えることになるでしょう。私たち人間が身体機能を拡張させ、いま以上に長寿を享受する時代もそう遠くない話なのかもしれません。そうした急激な変化がもたらす未来は決して明るいものだけではないかもしれませんが、私たちは、少なくとも20-30年後の未来のヴィジョンについて考えることが必要なのではないでしょうか。それは同時に、豊かさとは何か、人間とは何か、生命とは何かという根源的な問いにもつながります。

本展覧会では、「都市の新たな可能性」、「ネオ・メタボリズム建築へ」、「ライフスタイルとデザインの革新」、「身体の拡張と倫理」、「変容する社会と人間」の5つのセクションで構成し、100点を超えるプロジェクトや作品を紹介します。


そう遠くない未来に暮らしを共にするかもしれない、利便性を追求しつつも環境を考慮した、想像力を刺激するアイテムやシステムを一足先に体験しながら、AI、バイオ技術、ロボット工学、AR(拡張現実)など最先端のテクノロジーとその影響を受けて生まれたアート、デザイン、建築を通して、近未来の都市、環境問題からライフスタイル、さまざまな未来像を通しながら、どのような未来を作るべきなのか、またその場合の人間の在り方を鑑賞者と一緒に考えてみてはいかがでしょうか?


【情報】

未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命─人は明日どう生きるのか

会期:2019年11月19日~2020年3月29日
会場:森美術館
住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階
電話番号:03-5777-8600(ハローダイヤル)
開館時間:10:00〜22:00(火〜17:00)
休館日:会期中無休
料金:一般 1800円 / 大学・高校生 1200円 / 4歳〜中学生 600円 / 65歳以上 1500円


ライター:新麻記子

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