どこまでもオリーブ推し! ぽちゃ旅ニッポン@小豆島「オリーブ公園」編

2019.07.17

どこまでもオリーブ推し! ぽちゃ旅ニッポン@小豆島「オリーブ公園」編

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小豆島の観光客のほとんどが立ち寄る人気スポット「道の駅 小豆島オリーブ公園」。

瀬戸内海を見下ろす小高い丘の上にあり、約2000本のオリーブが園内で育てられています。小豆島の名産品として知られるオリーブですが、オリーブの栽培が本格的にはじめられたのは明治41年。地元農家の苦心が実り、国内で初めて栽培に成功したのが小豆島だったんです。植栽から110年経った今でも、国内生産の90%以上を占めています。
そんなオリーブの歴史を知り、その魅力を体感できるのが「道の駅 小豆島オリーブ公園」。早速「どこまでもオリーブ推し」の園内で、五感フル活用で楽しみましょう♪

 
まず、園内を散歩して「幸せのオリーブの葉」を探してみましょう。
ところで、幸せのオリーブの葉って何? というわけで、オリーブ公園を案内してくださった佐伯さんに聞いてみました。
「四つ葉のクローバーみたいに、時々ハート形になっているオリーブの葉があるんです。ただハート形に切れ込んだのではなくて、若い2枚の葉が1枚にくっついて育った葉っぱを『幸せのオリーブの葉』って呼んでます。見た目もかわいいし、お守り代わりに持って帰られる方も多いんですよ」
ハート形の葉っぱが見つかりやすい場所は、木の上方にある新芽のあたりと、ちょっと探しづらい茂みの奥の方だそう。目をこらして頑張って!!

ラファモも無事に全員見つけられました♪ よかったよかった。
見つかったら、オリジナルのしおりに加工して持ち帰っちゃいましょう♪ 去年は1年間で5万枚ものしおりがつくられたという大変な人気ぶりです。まず、オリーブ記念館の中で販売されているしおりシートを選びます。シートの中に「幸せのオリーブの葉」をセットして、ラミネートの機械に通せばあっという間にできあがり。シートのバリエーションも豊富で楽しい!

「ハート形の葉っぱを何枚も見つけた強運の持ち主は、ご家族やお友達へのお土産用につくられることも多いですね。わざわざ葉を探して、シートを選んでしおりにしてくれたというプロセスだけで、気持ちが伝わりますよね(佐伯さん)」


しおりもゲットしたところで、海を見渡す高台にある「幸せのオリーブ色のポスト」へ !
お手紙を書いて投函すれば素敵な旅の思い出になりそうです。オリーブ記念館にはオリジナルのポストカードもあります♪ 偶然だけど、おさむのスカートもオリーブ色!?

続いて、お買い物は「雑貨コリコ」で。映画「魔女の宅急便」で使われた「グーチョキパン屋」のロケセットを移築したお店は外観も内観もステキ! 今回は特別にカウンターの中に入れていただきました。(カウンター内以外は、店内どこでも撮影OKです!!)



お店イチオシは、園内で栽培されているオリーブや花々を使った手作りのアクセサリー。もちろん一番人気は、オリーブの花を閉じ込めたピアスとイヤリング。キンモクセイに似た、白く小さなオリーブの花は、5月末の1週間しか咲かないのでとても貴重だそう。アクセサリーの小箱には花言葉も書かれています。じっくり選びたくなりますね。

オリーブ公園はカフェも全力でオリーブ推し! オリーブの葉を使った「オリーブソフト」を使った「オリーブサイダーフロート」がおすすめです。青りんごみたいなさわやか風味のサイダーと、クリーミーなソフトクリームがぴったり!
若手スタッフの提案で開発された「オリーブソフトのオリーブオイルがけ」も大人気の一品。フレッシュに香るオリーブオイルがたっぷりかかったソフトクリームは、見た目でもう美味しい! 手持ちした写真がたくさんインスタに上がっています ♪


オリーブという言葉がここまでに何回出てきたかわかりませんね(笑)。そんな「オリーブ推し」オリーブ公園は、インスタスポットとしても大人気。思わず撮りたくなる場所が満載です。まずは、『魔女の宅急便』の主人公、キキになりきって「魔法のほうき」にまたがって、飛んでみませんか? ラファモたちは、キキコスを準備して挑戦です! ほうきはオリーブ記念館に行くと無料で借りることができますよ♪ (8:3017:00


お揃いのキキコスワンピはハッピーマリリンさんで用意!
ワフッルワンピース LL~6L 1,990(税込)

息を合わせて飛ぶのはなかなか大変! まっすぐ上にふわっと浮くイメージで20回近く練習して、せーの! カメラは連写モードで、奇跡の一枚を狙いましょう。3人息ぴったりの写真が撮れて大満足♪


園内の大きな樹の下にあるモニュメント「始まりの本」も、人気のフォトスポット。佐伯さんは、こちらで働き始めた頃から「この木の下に人が集まってきてくれるようなものができたら」という思いがあったそう。オリーブの物語が記された本のドアをくぐれば、今もつむぎつづけられる、小豆島オリーブの物語を感じられる気がしませんか?

 
スタッフさんが丹精込めてはぐくんでいるイングリッシュガーデンも見もの。6月にはバラが咲き誇り、四季を通して楽しめます。
外灯が寄りそうベンチで仲良くポーズ。

その他にも、園内の「花と香りのガーデン」では、オリーブとハーブに触れ合えるさまざまなイベントが開かれていることも! まさに、五感でオリーブを感じられるスポットです♪


道の駅 小豆島オリーブ公園
住所:香川県小豆郡小豆島町西村甲1941-1
TEL:0879-82-2200
営業時間:8:30~17:00
定休日:なし


撮影/中島福美

取材・文/岡島梓
取材協力/La vie pianissimo 

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