2014年12月9日 その他, ファッション

世界一服にお金をかける男たち

コンゴのカラフルな紳士たち

 

世界一服にお金をかける男たちphoto1
右がサプールの写真集。左がポールスミスのショーでの写真

みなさん「サプール」と呼ばれる人々を知っていますか??
先日、NHKの「地球イチバン」で
放送されました!!
再放送がNHK総合12月11日
午前2時15分から!見てみてね!

サプールとはコンゴにいる
高級ブランドで着飾った
紳士たちのこと!
でも、
ただブランドで着飾っているのが
サプールではなく、
沢山の掟や美学があります!!
1.コーディネートは3色以内
2.振る舞いはエレガントに紳士的に
3.平和を愛する
などなど、

サプールで一番目を奪われるのは、
そのカラフルかつ、
統一されたコーディネート
このスタイルが生まれた背景には
コンゴが昔フランス領だったことにあります。当時、コンゴでは、
高級ブランドのスーツが憧れの的でした。
そのスーツにコンゴ特有の
カラースタイルが取り入れられ、
今のカラフルで洗練された
スタイルになったらしいです!!
本当にかっこいいの♡
2010年にはポールスミスが
自らのショーに
サプールからインスピレーションを
受けた服を登場させています!
また、ビヨンセの妹ソランジュのPVにもサプールが登場してます!!
Solange Losing youリンク
めっちゃかっこいいから
見て欲しい!
サプールの人々は、
誰一人同じスタイルがいない
と思うぐらい、
みんな自分のスタイルを貫いていて
自信満々!!

 

 

平和を愛する紳士たちと希望

 

世界一服にお金をかける男たちphoto2
ソランジュ(真ん中オレンジ)とサプール

そして驚かされるのが、
サプールのほとんどがお金持ちではなく、普通に働く人々であること。
コンゴでは90年代に紛争があり、
今でも裕福な国とは到底言えません。
平均月収は約3万円
しかし、そのわずかな収入の半分以上を洋服に費やしているのです。
そのため、日常では普通の服を着て、
週に一度、スーツで着飾って歩くのです。
正直、これだけを見ると何故それほどにも服にお金を掛けるのか
理解できないと思います。
でも、サプールには大切な役割が
あるんです。
彼らは、コンゴの人々の憧れであり、エンターテイメントを担っています。
彼らが街を歩くだけで、人だかりができて、盛り上がる!!
ただ歩くのではなく、ステップを踏んだり、服をアピールしたり、全ての所作が紳士的でカッコイイ!!
そんな彼らはみんなの幸せを作っているのです。
そして、サプールはエンターテイナーなだけでなく、平和の象徴でもあります。
サプールは、絶対に暴力を振るいません。彼らが憧れの的になることで、ファッションや豊かな生活を失うだけの戦争がどれほど無意味かを訴えているのです。
NHKの番組の中で、ある一人のサプールは「着飾ると、暴力をする気にならない、心にゆとりができるし、振る舞いも変わる」と言っていました!
彼の日常は、決して楽なものではなく、苦しいものと言えます。
でも、ファッションというものが彼を違う人間かのように変え、
生きる希望を与えているようです。

 

 

ファッションの力

 

世界一服にお金をかける男たちphoto3
私は今回サプールのことを知って
「ファッションのチカラって平和をも導けるのか!」
って衝撃を受けました。
今まで、人間の「衣食住」の中で、
一番重要度が低いのが
命に直接関わらない「衣」なんじゃないかなって思ってました。
着飾らなくても死ぬことはない。
でも、着飾らない人生は
とても素っ気なくて、
着飾る人生は
こんなにも人を輝かせて
イキイキさせるんだなって
感動しました。
近年、日本ではプチプラが流行し、
ブランド服に対しての興味が
薄くなっていて、
これは日本がコンゴよりも裕福で
ファッションで豊かさを表現する必要がないからだと思うけど、
サプールの人々が「ブランド」に
こだわることで自らの振る舞いを豊かにすることとか、人間としての格を上げていることを見ると、
消費、消費の循環の良いファッションだけでなく、
一点のこだわりのブランドファッションにも
もうすこし注目するべきなのかなって思った!
とても勉強になった!!

とにかく
ファッションは素晴らしいね♡

 

 

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